まつ毛の抜け毛の原因は身近なところに。 どうすれば防げる?
「まつ毛の量が減った気がする」
「まつ毛がよく抜けるような気がする」
このような、「まつ毛の抜け毛」の悩みを抱えている方もいらっしゃるはず。
まつ毛が抜けること自体は自然なことなのですが、不自然な抜け方をしている場合は、いろいろと見直さなければならないことがあります。
今回は、身近なところに潜むまつ毛の抜け毛の原因と、まつ毛の抜け毛を防ぐ方法についてご紹介します。
目次
まつ毛の毛周期(ヘアサイクル)について
まつ毛には、生え変わりのサイクルである「毛周期」があります。
まつ毛が生え始めてから成長している期間のこと。
【退行期(約15日間)】
まつ毛の成長が止まり、まつ毛が抜けるまでの期間のこと。
【休止期(約60~90日間)】
まつ毛が抜け落ちてから、次のまつ毛が生えてくるまでの準備期間のこと。
このことからわかるのは、「まつ毛は生え始めてから大体2ヶ月弱で自然に抜け落ちてしまう」ということ。
これが自然の流れなのですが、身近に潜む様々なまつ毛へのダメージによって、本来であれば抜け落ちる時期ではない時期にまつ毛の抜け毛が発生することがあります。
まつ毛の抜け毛の原因
まつ毛の抜け毛の原因として考えられるのは、以下のようなことです。
◎つけまつ毛
つけまつ毛を外す時や、つけまつ毛の接着剤による刺激で抜けやすくなる。
◎まつ毛エクステ
自まつ毛にかかる負荷と、接着剤による刺激を受けるため。
◎まつ毛パーマ
まつ毛パーマは薬剤を使用するので、その薬剤によってまつ毛が傷むため。
◎ビューラー
まつ毛を強く引っ張るような使い方や、ゴムの交換を怠るなどのメンテナンス不足によって、まつ毛がダメージを受けるため。
◎マスカラの使いすぎ
マスカラを落とす時の摩擦によって抜けやすくなる。
(マスカラ以外のアイメイクも関わる)
◎目をこする
アイメイクを落とす時(クレンジング)や洗顔、目のかゆみがある時などに目をこすることで、摩擦が加わるため。
◎うつ伏せで寝る
うつ伏せで顔が枕についてしまっている状態で寝ると、まつ毛に摩擦が加わるため。
◎クレンジング不足
残ったメイクがまつ毛の土台となるまぶたに負担をかけるため。
◎食生活の乱れ
食生活の乱れによって栄養バランスが偏ると、まつ毛に必要な栄養素が不足するため。
◎ストレス
ストレスによってホルモンバランスが乱れるため。
◎睡眠不足
睡眠不足により、まつ毛の成長に必要な「成長ホルモン」の分泌が妨げられるため。
(抜け毛というよりも、まつ毛の成長が遅くなる)
まつ毛の抜け毛はどうすれば防げるのか?
まつ毛の抜け毛の原因、様々ありましたが、ではまつ毛の抜け毛はどうすれば防げるのでしょうか?
まつ毛の抜け毛を防ぐ方法についてご紹介します。
まつ毛美容液を使う
まつ毛美容液には、まつ毛に栄養を与えたり、外部の刺激から守ったりする働きがあります。
つまり、抜けにくい健康的なまつ毛を育てることができるアイテムなので、まつ毛の抜け毛を予防するためには、まつ毛美容液を使ってみてください。
まつ毛美容液の代表的な商品としては、次のようなものがあります。
ベリタス / ラピッド ラッシュ(R)
モンローウィンク / モンローウィンク
リバイタラッシュ / リバイタラッシュアドバンス
水橋保寿堂製薬 / EMAKED
キャンメイク / ラッシュケアエッセンス
つけまつ毛・まつ毛エクステ・まつ毛パーマはほどほどに
まつ毛に負担をかけるつけまつ毛・まつ毛エクステ・まつ毛パーマはほどほどにしましょう。
一番良いのは、つけまつ毛・まつ毛エクステ・まつ毛パーマそのものを行わないことなのですが、つけまつ毛やまつ毛エクステの場合は、まつ毛の抜け毛によって不足したまつ毛を一時的に補うことができるアイテムでもあるので、「付けないのは無理」という方もいると思います。
ですから、つけまつ毛の場合は使用頻度を減らす、まつ毛エクステやまつ毛パーマの場合はエクステやパーマの施術の頻度を減らすなど、できる範囲でまつ毛に負担をかけないように気を付けてください。
ビューラーの使い方を見直す
まつ毛に負担のかかるビューラーの使い方をしていた場合は、ビューラーの使い方を見直しましょう。
一度にたくさんのまつ毛を掴もうとすると、その分力が入ってしまってまつ毛が抜けやすくなってしまうので、「まずは根元、次には中間、最後に毛先」といった感じで、3段階に分けてビューラーを使いましょう。
ビューラーのメンテナンスをする
ビューラーのゴムの部分が古くなっていると、まつ毛にダメージを与えてしまうので、ゴムの部分は定期的に交換しましょう。
アイメイクをしない日を作る
アイメイクをしない日を作ることで、まつ毛へのダメージを軽減し、まつ毛の抜け毛を減らすことができます。
目をこすらない
洗顔やクレンジングは優しく行う
医療機関の受診や目薬などで目のかゆみを治す
といった形で、目をこすってしまう原因を取り除くことで、まつ毛への負担を軽減し、抜け毛を防ぐことができます。
メイクはしっかりと落とす
アイメイクはしっかりと落とし、まつ毛やまぶたに負担をかけないようにしましょう。
できればアイメイクは、ポイントメイク専用のリムーバーを使って落としたほうが、しっかりと落とすことができるのでおすすめです。
ポイントメイク専用のリムーバーとしては、次のようなものがあります。
ビフェスタ / うる落ち水クレンジング アイメイクアップリムーバー
プライバシー / マスカラリムーバー
仰向けで寝る
仰向けで寝ることで、睡眠中のまつ毛への負担を軽減し、まつ毛の抜け毛を防ぐことができます。
まつ毛に良いものを食べる
毛髪のもととなる「たんぱく質」を多く含む食品や、たんぱく質を毛髪に変えるために必要な「ビタミン」や「ミネラル」を多く含む食品を中心に、まつ毛にとって良い食品を積極的に食べるようにしましょう。
ただ、たんぱく質だけに栄養バランスが偏ってしまうのも良くないので、他の栄養も摂るように気を付けてください。
睡眠をしっかり取る
成長ホルモンの正常な分泌を促すためにも、睡眠はしっかりと取りましょう。
ストレスを溜めない
定期的にストレスを発散し、ストレスを溜めないことで、毛髪の成長を妨げることのないようにしましょう。
まとめ
身近なところに潜むまつ毛の抜け毛の原因と、まつ毛の抜け毛を防ぐ方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
まつ毛の抜け毛は目元の印象に影響するものですから、まつ毛の抜け毛はなるべく起こさないようにしたいもの。
まつ毛の抜け毛を防ぐ方法もたくさんありますから、是非実践してみてください。