「まつ毛育毛剤」と「まつ毛美容液」は別物!違いはどこにあるの?
「まつ毛を増やしたい」となった時に、「つけまつ毛」や「まつ毛エクステ」で一時的に増やすことを考える方も多いと思うのですが、「自まつ毛を増やしたい」という場合もありますよね。
自まつ毛そのものを増やす方法としては、「【まつ毛育毛剤】か【まつ毛美容液】のどちらかを使用する」という方法があるのですが、そもそもまつ毛育毛剤とまつ毛美容液、この2つの違いがわからなければ購入に踏み切れないと思います。
今回は、まつ毛育毛剤とまつ毛美容液の違いについてご紹介します。
まつ毛には「毛周期」がある

まず先に、まつ毛が伸びる仕組みについてお話しさせてください。
髪の毛や体毛に、生え変わりのサイクルである「毛周期」があるように、まつ毛にも毛周期があります。
【成長期】
まつ毛が生え始めてから成長している期間のこと。
成長期のはじめのほうは、細くて弱々しい状態のまつ毛ですが、皮膚から栄養を摂り込んで、徐々に太くて長い、しっかりとした状態のまつ毛へと成長します。
まつ毛美容液の効果が発揮されやすいのは、この成長期の時期です。
【退行期】
まつ毛の成長が止まり、まつ毛が抜けるまでの期間のこと。
退行期に差し掛かると、まつ毛が抜け落ちる準備として、まつ毛の毛母細胞が消滅して成長が止まります。
同時に、皮膚のかなり浅い部分にまでまつ毛の毛根が押し上げられている状態でもあります。
【休止期】
まつ毛が抜け落ちてから、次のまつ毛が生えてくるまでの期間のこと。
まつ毛こそ生えていないものの、次の成長期に向けて準備をしている状態です。
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個人差はありますが、この「成長期⇒退行期⇒休止期」の一連の流れを、30日~100日で繰り返しています。
まつ毛育毛剤とまつ毛美容液について
まつ毛育毛剤とは?
まつ毛育毛剤とは、まつ毛の育毛・発毛を目的として使用する医薬品のことです。
まつ毛の周辺の血行を促進することで毛根に栄養を届け、まつ毛の発毛や育毛を促進する働きがあります。
主なまつ毛育毛剤
・ルミガン
・ケアプロスト
まつ毛美容液とは?
まつ毛美容液とは、まつ毛のケアを目的として使用する化粧品のことです。
まつ毛を外部の刺激から保護する働きや、太く強いまつ毛を育てる働きがあります。
主なまつ毛美容液
・水橋保寿堂製薬 EMAKED
リバイタラッシュ リバイタラッシュアドバンス
まつ毛育毛剤とまつ毛美容液の違い

まつ毛育毛剤とまつ毛美容液の違いは、「医薬品なのか、それとも化粧品なのか」という部分にあります。
まつ毛育毛剤は「医薬品」
まつ毛育毛剤は、正確には「睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)」という病気の治療に用いられる医薬品です。
睫毛貧毛症とは、
・加齢
・皮膚の病気
・薬の副作用
などといったことが原因で、まつ毛が少ない・短い・細いといった症状が現れる病気のことです。
まつ毛育毛剤には、「ビマトプロスト」という成分が含まれているのですが、このビマトプロストは元々「緑内障」や「高眼圧症」といった目の病気の治療に用いられていた成分です。
まつ毛の発毛・育毛効果があることがわかり、睫毛貧毛症の治療に用いられるようになりました。
まつ毛美容液は「化粧品」
一方でまつ毛美容液は、まつ毛を外部の刺激から保護する働きや、太く強いまつ毛を育てる働きを持った、まつ毛のケアに用いられる化粧品であり、医薬品ではありません。
まつ毛育毛剤とは違い、「まつ毛を増やす」というよりも、「健康的なまつ毛を育てる」という意味合いを持っています。
まつ毛育毛剤・まつ毛美容液の違いまとめ
まつ毛育毛剤とまつ毛美容液の違いをまとめると、次のようになります。
【効果・目的】まつ毛の発毛・育毛
【副作用】現れる恐れあり(目のかゆみ・充血・色素沈着・目の周りの多毛など)
【購入できる場所】医療機関(医師の処方を受ける必要があるため)
【育毛効果の高さ】比較的高い
【効果・目的】まつ毛のケア
【副作用】現れる恐れはほとんどない
【購入できる場所】化粧品を扱うお店全般
【育毛効果の高さ】比較的低い※まつ毛の発毛や育毛を目的としていないため
まつ毛育毛剤とまつ毛美容液、どちらを選ぶべき?

まつ毛育毛剤とまつ毛美容液は、「睫毛貧毛症の疑いがあるかどうか」で選ぶべきと言えます。
まつ毛が細い・少ない・短いといった形で、明らかにまつ毛が不足している場合は睫毛貧毛症が疑われるので、まつ毛育毛剤を選びましょう。
また、睫毛貧毛症の可能性が低い場合や、ただ純粋にまつ毛のケアをしたい場合には、まつ毛美容液を選びましょう。
本来であれば育毛効果は関係ないまつ毛美容液ですが、中には「まつ毛が伸びた!」「まつ毛が増えた!」などといった口コミが寄せられているものも多いので、一定の育毛効果は期待できるのかもしれません。
まつ毛育毛剤は医師の処方が必要!
まつ毛育毛剤を使いたい場合は、皮膚科や美容外科などの、睫毛貧毛症の治療に対応している医療機関を受診し、医師の処方を受けた上で使用する必要があります。
海外からまつ毛育毛剤を個人輸入して使用しているケースも見られますが、はっきり言って危険です。
いくら口コミが良くても、まつ毛を増やそうとしてトラブルに見舞われては大変ですから、必ず医療機関を受診しましょう。
なお、睫毛貧毛症の治療に対応している医療機関は、こちらのサイトから検索可能です。
まとめ
今回は、まつ毛育毛剤とまつ毛美容液の違いについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
まつ毛育毛剤は睫毛貧毛症の治療に使用する医薬品であり、まつ毛美容液はまつ毛ケアを目的とした化粧品であるため、「医薬品か化粧品か」という大きな違いがあります。
まつ毛が不足していると感じる場合は医療機関を受診し、まつ毛のケアを行いたい方はまつ毛美容液を購入し、それぞれのまつ毛に合ったケアを行ってください。