鼻の角栓をオリーブオイルで取る方法とデメリット
鼻や小鼻の周辺にある毛穴の詰まりが取れないことが悩みに感じている方は、多いものです。
できてしまうと汚れたり目立ったりしてきて厄介に感じる角栓がそれにあたります。
悩んでいる女性の場合には、メークの段階でも下地クリームやファンデーションなどでしっかりと隠そうと努力されている場合も多いですし、そうじゃなくても男性の方でも、こういった角栓が目立つのを気にしていらっしゃる方が若い人を中心にして多いです。
角栓があると見た目でも、穴から脂のような突起物が出ているようでどうしても滑らかな肌には見えません。
女性の場合には、そこにさらに下地やファンデーションを重ね塗りすれば、さらに毛穴を詰まらせたり、時間が経つにつれて脂ぎった崩れやすいメークになってしまうこともあります。
一時的にメークでカバーをしても元の角栓が詰まっている場合には、根本的な解決にはなかなかならないことでしょう。
詰まった汚れを落として毛穴をすっきりとさせることができれば、それに越したことはないのです。
このようなできてしまった角栓を除去したいと思う時には、ひとつの方法として「オリーブオイルで角栓を取る方法」が知られています。
ただこういった方法もデリケートな顔の皮膚で行うことですし、肌には個人差もありますので、オリーブオイルを使った場合のデメリットというのも同時に言われています。
そのような点も一応は知った上で、ご自分の場合にはオリーブオイルで角栓を取る方法が適しているのかをよく考えていただき、あるいは肌の様子を見つつ、「オリーブオイルで角栓を取る方法」についてはご検討をお願いしたいです。
鼻の角栓をオリーブオイルで取る方法
手順1
まずは用意する物として、清潔な綿棒、オリーブオイル、洗顔料、肌ケアをするための保湿用の美容液等、そしてできれば蒸したタオルなどを用意しましょう。
特に敏感肌だと認識されている方は、天然素材を使用したオイルでなおかつ精製して不純物が取り除かれたオイルを使用される方が良いでしょう。
手順2
まずは洗顔料を使って肌についている汚れをきちんと落とします。女性でメイクをされていれば、念入りにメイク用クレンジング洗顔料などでメイクをしっかりと落としておきましょう。
その後、できれば蒸しタオル等で鼻の毛穴を開き汚れを取りやすくしておきます。
手順3
次に保湿用美容液等を使って、お肌に保湿成分を十分に潤わせます。これは洗顔後に肌が乾燥したままだと、オリーブオイルの余分な油分までをお肌に吸い取らせてしまうからです。
先に保湿しておくことで、保湿成分の水分でオイル成分をはじくようにしておくというわけなので大切です。
手順4
オリーブオイルを綿棒の先を使ってたっぷりと染み込ませます。それを気になっている鼻や小鼻、頬の角栓の部分に綿棒を当てながら、なでたり転がしたりしながら優しくマッサージをしていきます。
ただし、お肌はとてもデリケートですので、綿棒を使う時には、きつく擦ったり強く押しつけたりしますと、その刺激が元で色素沈着やシミの原因となる場合もあります。
くれぐれも注意しながら、優しく肌への負担にならないように行って下さい。
これを行うことで、オリーブオイルが毛穴の中の角栓の皮脂や硬くなってしまった汚れの塊にじわじわと浸透していき、角栓を柔らかくしてくれることで角栓が動いて綿棒で取り除きやすくしてくれるのです。
手順5
そして最後にまた洗顔をして、オイルを落としてスッキリとさせます。
できれば冷水などで顔を引き締め、普段のように化粧水と乳液などをつけての最終ケアをしておきます。
ただしこの方法は、一度に全部取ろうとすると肌負担が大きくなってしまいますので、少しずつ綺麗にしていく気持ちで行うことをおすすめします。
ご自分の肌の様子を見ながら、また日を置いてからゆっくりとオリーブオイルで取る方法で、角栓を減らしていきましょう。
鼻の角栓をオリーブオイルを使うことのデメリット
オリーブオイルのオレイン酸が肌に残ってしまうと、肌トラブルになってしまうことがあります。
オレイン酸によって、毛穴がダメージを受けることで、さらに毛穴の角栓や黒ずみを悪化させてしまうこともあるのです。
ダメージを受けると表面の細胞が入れ替わるターンも早くなり古い細胞がさらに出て、それがまた毛穴に詰まることで角栓ができたり、酸化が施されることで黒ずみになってしまうこともあるのです。
それが進むとニキビを引き起こすようなこともあるので、これらに対しては注意が必要です。さらに、オリーブオイルを肌につけること自体で、合わない人はアレルギーが起こる場合もあると言われています。
オリーブオイルで試す時には、こういったデメリットを防ぐためにも、ご自分の肌の特徴を知って様子をみながらすることがとても大切です。
最後に
「オリーブオイルで角栓を取る方法」というのは、このように身近にある物で手軽にできる方法として知られています。
しかしそれを行うことでのデメリットも言われていますのでその点にも留意しながら、ご自分の肌の特質や実際に行った場合の肌状態の様子を観察しながら、頻度や期間なども含めてこの方法を試すかどうかは、ご自分で最終的なご判断をされることをおすすめ致します。