20代でも目元にしわができる理由と予防する方法
20代というと、30代・40代と比べると、まだまだお肌の悩みも少ない年代です。
しかし、最近では20代でも目元にしわができ、見た目年齢が引き上げられてしまうケースも少なくないそうです。
今回は、現代人ならではの理由が潜む、20代でも目元にしわができる理由と、目元のしわを予防する方法について解説します。
目元の皮膚はしわができやすい
目元の皮膚はとても薄く、0.5mm程度しかありません。
皮脂腺が少ないので乾燥しやすく、バリア機能も不十分ですし、水分の保持も苦手です。
こうした特徴があるため、目元の皮膚はちょっとした刺激や負担にも弱く、簡単にしわができてしまいます。
20代でも目元にしわができるのはなぜ?
20代というと、「目元にしわが…」なんて悩みとは無縁の年代と思われがちですし、そう思っている方も多いと思うのですが、現代人は20代でも目元にしわができやすい環境下にいます。
濃いめのアイメイク
「少しでも目を大きく見せたい」
「目元をはっきりさせたい」
などといった希望を叶えることができる濃いめのアイメイク、日常的に行っている20代の方も多いと思うのですが、濃いめのアイメイクは目元の皮膚に大きな負担をかけてしまいます。
アイラインを引いたり、アイシャドーを塗ったりと、アイメイクをしている最中の皮膚への摩擦もそうですし、下地を使っているとはいえ、濃いアイメイクをしたまま1日過ごすわけですから、アイメイクが濃ければ濃いほど目元の皮膚にとっては負担になります。
濃いめのアイメイクはクレンジングにも影響する
濃いめのアイメイクをすることは、クレンジングにも影響します。
当たり前のことですが、濃いめのアイメイクは落ちにくいので、クレンジングにも時間がかかりますし、アイメイクをしっかり落とそうと思って「ゴシゴシ」と目元をこすってしまう原因にもなります。
また、アイメイクをしっかりと落としきることができず、「目元にアイメイクが少し残ったままの状態で寝てしまう」なんてことにもなりかねません。
これもまた、目元の皮膚に負担をかけることになります。
スマホやパソコンを眺めている時間が多い
「仕事柄1日中パソコンに向かっている」
「暇さえあればスマホを見ている」
など、現代人はスマホやパソコンを眺めている時間が多いですよね。
スマホやパソコンを眺めていると、目が開きっぱなし(瞬きが減る)になって目が乾燥したり、目が疲れてきたりするため、このことが目をこする原因になります。
また、スマホやパソコンを眺めている時の表情によっては、表情の癖が目元に定着し、目元に表情じわができる可能性もあります。
つけまつ毛やまつ毛エクステを装着する
フサフサのまつ毛は、目元をはっきりさせてくれるので、つけまつ毛やまつ毛エクステを装着している20代の方は多いと思います。
つけまつ毛やまつ毛エクステを装着することで、確かに目元がはっきりして印象も明るくなるのですが、まつ毛の重さが増えるため、その分目元の皮膚の中でも特に「まぶた」に負担がかかります。
また、つけまつ毛を外す時に引っ張って外そうとしてしまうと、それもまたまぶたに負担がかかります。
目元のしわを予防する方法
「20代で目元のしわに悩まされる…」なんてことは避けたいもの。
また、「30代・40代と年齢を重ねても、若々しい目元をキープし続ける」という上でも、20代からしっかりと目元のしわをウ予防するためのケアを行っておく必要があります。
というわけで、目元のしわを予防する方法をご紹介します。
濃いめのアイメイクを控える
濃いめのアイメイクは、目元の皮膚に負担をかけてしまいます。
ですから、「日常的に濃いめのアイメイクをしている」という方は特に、ナチュラルメイクで済ませる日を作ったり、休みの日はすっぴんで過ごしたりして、濃いめのアイメイクをする頻度を減らしましょう。
ポイントメイク用のクレンジング(リムーバー)を使用する
濃いめのアイメイクは、普通のクレンジングでは落ちにくい可能性があり、クレンジングの時に目元をゴシゴシとこすったり、メイクが残ったりしがちです。
ですから、どうしても濃いめのアイメイクをしなければならない時は、ポイントメイク用のクレンジングを使用しましょう。
ポイントメイク専用のクレンジングであれば、濃いめのアイメイクも目元の皮膚に余計な負担をかけることなく落とすことができます。
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つけまつ毛やまつ毛エクステの頻度を減らす
つけまつ毛やまつ毛エクステは、特にまぶたに負担をかけてしわを作ってしまう原因になります。
ですから、使用頻度や施術頻度を減らしましょう。
また、つけまつ毛を付けて外す時には、目元の皮膚を傷めないように、優しく外すようにしましょう。
アイクリームでケアをする
デリケートな目元の皮膚は、目元専用のスキンケアコスメである「アイクリーム」を使ってケアを行いましょう。
目元のしわには乾燥が関わっていることがほとんどなので、アイクリームを使って保湿成分を補ってあげるのがしわ予防になりますし、乾燥によるしわであれば改善することも可能です。
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紫外線対策をする
薄くて弱い目元の皮膚は、紫外線によるダメージも受けやすいです。
紫外線は、目元のハリや弾力に関わる「コラーゲン」を破壊してしまうので、紫外線対策を怠るとしわの原因になりやすいのです。
目元は凹凸があって塗り残しが出やすいパーツではあるのですが、目元にもしっかりと日焼け止めや日焼け止め機能付きのベースメイクを塗って、紫外線対策を万全にしましょう。
スマホやパソコンを見る時間を減らす
スマホやパソコンを見ていると、目の疲れや乾燥を招き、しわができやすくなってしまいます。
ですから、スマホやパソコンを見る時間を、少しでも減らすようにしましょう。
目の周りの筋肉を鍛える
20代の方にとってはまだ先の話かもしれませんが、目の周りの筋肉の衰えは、目元にしわができる原因になります。
でも、今のうちから目の周りの筋肉を鍛えておくことで、目の周りの筋肉の衰えによる目元のしわを予防することができるようになるので、「眼輪筋トレーニング」などで目の周りの筋肉を鍛えておきましょう。
まとめ
20代でも目元にしわができる理由と、目元のしわを予防する方法について解説させていただきましたが、いかがでしたか?
「20代でも目元のケアは行うべき」ということがお分かりいただけたかと思います。
20代の皆さん、「私はまだ大丈夫」と油断せず、そろそろ目元ケアを始めましょう。