サラツヤ髪をキープする「洗い流さないトリートメント」の使い方
ツヤツヤサラサラな髪の毛をキープする上で欠かせないものといえば、「トリートメント」ですよね。
トリートメントは、髪の毛の内部に有効成分を浸透させることができる「栄養剤」のような存在なのですが、一言にトリートメントと言っても、「洗い流さないトリートメント」と「洗い流すトリートメント」の2種類があり、それぞれで効果や使い方や変わってくるのだとか。
今回は、洗い流さないトリートメントのほうにスポットを当てて、洗い流さないトリートメントの役割や使い方について解説します。
目次
トリートメントの役割
そもそも、トリートメントの役割って何なのでしょうか。
トリートメントは、髪の毛の内部の状態を整える役割を持ったヘアケアアイテムです。
髪の毛にとって栄養となる有効成分が配合されており、トリートメントを使ってこの有効成分を髪の毛の内部(コルテックス)に届けることで、ダメージを補修したり、さらなるダメージから髪の毛を保護したりすることができます。
また、本来であればコンディショナーの役割でもあるのですが、髪の毛の表面をコーティングして質感を良くする役割も、最近のトリートメントには備わっている場合が多いようです。
トリートメントは大きくわけて2種類
一言にトリートメントと言っても、「洗い流すトリートメント」と「洗い流さないトリートメント」に分けることができます。
洗い流すトリートメント(インバストリートメント)
シャンプーを終えた直後に使用する、「ダメージの補修」に向いているトリートメント。
お風呂の中で使用するトリートメントであることから、「インバストリートメント」とも呼ばれています。
シャンプーを終えてキューティクルが開いた状態の髪の毛になじませ、少し時間を置いて有効成分を浸透させた後に洗い流します。
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)
タオルドライをした後に使用する、「ダメージからの保護」に向いているトリートメント。
お風呂上がり(お風呂の外)で使用するトリートメントであることから、「アウトバストリートメント」とも呼ばれています。
洗い流す必要はなく、髪の毛になじませることで、1日中髪の毛をダメージから守ってくれます。
洗い流さないトリートメントには種類がある
洗い流さないトリートメントには、
オイルタイプ
ミルク(エマルジョン・乳液・クリーム)タイプ
スプレー(ミスト)タイプ
ジェルタイプ
といった種類があります。
髪の毛の状態や効果、使い心地などに合わせて選ぶことができ、スタリングする時や乾燥が気になる時など、乾いた髪の毛にも問題なく使用できます。
洗い流さないトリートメントの使い方
①タオルドライをする
髪の毛に水気が多い状態では、トリートメントの成分の浸透率が悪くなってしまう可能性があるので、タオルドライで髪の毛の水気を切っておきます。
髪の毛をタオルに包んで、軽く叩くようにしてタオルドライすると、髪の毛を傷つけずにタオルドライすることができます。
②トリートメントを手に取って、両手に広げる
トリートメントを手に取り、両手をこすり合わせて広げます。
指と指の間にもしっかりと広げることで、髪の毛全体にまんべんなくトリートメントをなじませることができるようになります。
トリートメントの使用量は、髪の毛の長さによって調整してください。
大体の目安は、以下の通りです。
セミロング(ミディアム)⇒2~3滴
ロング⇒3~4滴
③毛先から順になじませる
まずは先に、揉み込むようにしながら毛先にトリートメントをなじませます。
毛先が終わったら、同じ要領で今度は中間にトリートメントをなじませます。
いずれの場合も、内側の髪の毛にもしっかりとなじませるようにしてください。
④髪の毛全体になじませる
髪の毛全体にトリートメントをなじませます。
洗い流さないトリートメントである以上、頭皮についてしまうと頭皮を傷める恐れがあるので、頭皮につかないように気を付けてください。
※ドライヤー後にもなじませるのがおすすめ!
タオルドライを終えた髪の毛になじませたら、後はドライヤーをかけて髪の毛を乾かして終了ですが、気になる部分があれば、ドライヤー後にも少しだけ洗い流さないトリートメントをなじませるのがおすすめです。
ドライヤー後に少量なじませることで、しっとりとした質感になりますよ。
洗い流すトリートメントと併用するのもおすすめ!
トリートメントを使ったヘアケアは、洗い流さないトリートメント1つだけでも十分なのですが、洗い流すトリートメントとの併用もおすすめです。
ご紹介させていただいた通り、ダメージ補修に向いているのは、どちらかというと洗い流すトリートメントのほうで、洗い流さないトリートメントは、どちらかというとダメージ保護に向いています。
この2つのトリートメントには、こうした微妙な役割の違いがあるので、併用することでダメージの補修と保護のどちらの効果も得られるようになります。
おすすめの洗い流さないトリートメント
最後に、当サイトおすすめの洗い流さないトリートメントを5つご紹介します。
【ディーセス】エルジューダ エマルジョン+
ケラチンCMADK・バオバブエキス・アクアコラーゲンが、柔らかくふわっとした髪の毛に仕上げてくれるトリートメント。
(120g:2,600円)
【ディーセス】エルジューダMO
バオバブオイルとオリーブスクワランがしなやかな質感に仕上げてくれるトリートメント。
(120ml・2,600円)
【ラサーナ】海藻 ヘア エッセンス しっとり
天然由来成分が髪のダメージを補修してくれます。
(25ml:1,000円 75ml:2,800円 120ml:4,000円)
【いち髪】和草ダメージリペアオイルセラム
和草の力で髪の毛のダメージを補修、そしてダメージを予防することができるトリートメント。
(60ml:オープン価格)
【ルシードエル】オイルトリートメント #EXヘアオイル
アルガンオイル配合でさらっとした質感に仕上げ、髪の毛を熱や紫外線からも守ってくれるトリートメント。
(60ml:1,200円)
まとめ
今回は、洗い流さないトリートメントの役割や使い方についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
髪の毛をダメージから守る役割を持った洗い流さないトリートメント、正しい使い方でヘアケアに取り入れてみてください。