スキンケア

美容オイルが持つ4つのスキンケア効果とおすすめの使い方

アロマオイル

美容オイルが持つスキンケア効果とおすすめの使い方

美容に効果的であることから、美容を目的に使用される「美容オイル」

スキンケアに取り入れている方もいれば、

「美容オイルはハードルが高い」
「特に必要ないのでは?」

などといった理由からスキンケアに取り入れていない方もいると思うのですが、美容オイルは「保湿効果」や「バリア機能向上」などの様々な効果があります

また、クレンジングオイルとして使ったり、スキンケアコスメに混ぜて使ったりすることもできるので、毎日のスキンケアに気軽に取り入れることをおすすめしたいアイテムでもあるのです。

今回は、美容オイルが持つスキンケア効果と、美容オイルのおすすめの使い方についてご紹介します。

美容オイルとは?

アロマオイル

美容オイルとは、美容を目的に使用されるオイル全般のことです。

・オリーブオイル
・ホホバオイル
・アルガンオイル
・スクワラン
・アーモンドオイル
・ココナッツオイル
・椿オイル(カメリアオイル)
・馬油

などといったオイルが、美容オイルとして使用されています。

1種類の美容オイルを単独で使用する場合もあれば、数種類の美容オイルをブレンドして使用する場合もあります

【1種類の美容オイルを単独で使用する場合のおすすめ商品】

ハーバー / 高品位「スクワラン」
メルヴィータ / ビオオイル アルガンオイル
無印良品 / ホホバオイル

【数種類の美容オイルがブレンドされているおすすめ商品】

アルビオン / アルビオン ハーバルオイル ゴールド
Coyori(コヨリ) / 美容液オイル
クラランス / プラント フェイス オイル デハイドレイテッド スキン

美容オイルのスキンケア効果

 頬に手を当てる女性12

美容オイル全体で見た場合の美容オイルのスキンケア効果としては、以下のような効果が挙げられます。

美容オイルの種類次第で、効果は多少変わってきます

お肌を保湿する

皮膚というのは、「角質細胞」という細胞によって構成されているのですが、この角質細胞と角質細胞の間には、「細胞間脂質」という脂質があります。

この細胞間脂質の状態が良くないと、保湿をしてもすぐに水分が蒸発してしまい、せっかくの保湿ケアが水の泡になります。

細胞間脂質は、その名の通り「脂質」ですから、油分である美容オイルとの相性が良く美容オイルは細胞間脂質のすみずみまで浸透します。

その結果、お肌の潤いを守ることができるため、真の保湿が可能になるのです。

十分な保湿は、お肌にハリや弾力をもたらし、シワやたるみなどの様々な肌トラブルを予防することにも繋がります。

他のスキンケアコスメを浸透しやすくする

例えば化粧水や美容液など、「スキンケアコスメがお肌に浸透しづらい」なんて悩みを抱えている方もいるかと思うのですが、この原因の1つとして、「皮膚が硬くなっている」ということが挙げられます。

美容オイルには、この硬くなった皮膚をやわらかくする働きがあり、この働きによって、他のスキンケアコスメが浸透しやすい状態を作ってくれます。

つまり美容オイルは、美容オイルの後に使用するスキンケアコスメの効果を高めてくれるわけです。

お肌のバリア機能を高める

お肌には、外部の刺激から自らを守る「バリア機能」が備わっています。

具体的には、皮膚の一番表面にある「皮脂」と角質細胞内にある「天然保湿因子(NMF)」、そして先ほども登場した「細胞間脂質」の3つが、バリア機能としての役割を担っています。

このバリア機能は、ちょっとしたことで機能低下を起こしてしまい、それが肌トラブルを引き起こす原因になってしまうのですが、美容オイルは皮脂や細胞間脂質の一部として働いてくれます

そのため、美容オイルを使うことで、お肌のバリア機能を高めることができます

また、お肌のバリア機能が高まると、様々な肌トラブルを予防することにも繋がります

乾燥による皮脂の過剰分泌を抑える

皮脂が過剰に分泌されている状態で美容オイルなんて使ったら、ますます顔が脂っぽくなるのでは…?

なんて思った方もいるかもしれませんが、美容オイルは皮脂の過剰分泌を抑えるのに効果的なスキンケアコスメでもあります。

皮脂の過剰分泌は、皮脂腺の大きさによって引き起こされている場合もありますが、お肌が乾燥しているために「皮脂をたくさん分泌させなくては!」という働きによって引き起こされている場合も多いです。

美容オイルは、お肌を保湿してくれるため、乾燥による皮脂の過剰分泌を抑えてくれる効果が期待できます。

美容オイルのおすすめの使い方

化粧水を手にのせる女性(パーツ)5

クレンジングオイルとして使う

美容オイルは油分ですから、メイクなどの油溶性汚れを浮かせて落とすことができるため、クレンジングオイルとして使うことができます

アイメイクなどのポイントメイクが落ちにくい場合があるので、ポイントメイクは専用のリムーバーで落としておく必要がありますが、クレンジングオイルの代わりに美容オイルを使ってみてください

ブースターとして使う

ご紹介させていただいた通り、美容オイルはスキンケアコスメの浸透を良くする効果があるため、「ブースター」として使用するのがおすすめです

ブースターとして使用する場合は、洗顔後のお肌に美容オイルを1~3滴ほどなじませ、ハンドプレスするだけでOKです。

美容液の代わりに使う

美容オイルは、美容液の代わりとして使用するのもおすすめです。

美容液の代わりに使用する場合は、化粧水の後に顔全体に美容オイルをなじませ、最後にハンドプレスするだけです。

スキンケアの仕上げに使う

美容オイルは、スキンケアの最後の仕上げとして使用するのもおすすめです。

化粧水で水分を補給し、美容液で水分と栄養を補給した後、顔全体に美容オイルをなじませてハンドプレスしましょう。

スキンケアコスメに混ぜて使う

化粧水・美容液・乳液・クリームなどのスキンケアコスメに、美容オイルを数滴混ぜて使用するのもおすすめです。

美容オイルを混ぜることで、スキンケアコスメの保湿効果を高めることができますよ。

まとめ

美容オイルが持つスキンケア効果と、美容オイルのおすすめの使い方についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

美容オイルには、保湿効果やバリア機能向上効果など、健康的なお肌をキープする上で欠かせない効果を持っている上に、様々な使い方もできる万能なスキンケアコスメです。

手軽に手に入れることができるので、気になった方は美容オイルを使ってみてください