毛穴や乾燥が気になるなら「乳液パック」を!
毛穴の汚れが気になる
黒ずみのせいで毛穴が目立つ
お肌がカサカサに乾燥している
などなど、毛穴や乾燥の悩みを抱えている方には、乳液を使った「乳液パック」がおすすめです。
今回は、今夜からでも実践できる乳液パックについてご紹介します。
乳液とは?
まずは最初に、乳液について簡単にご紹介したいと思います。
乳液とは、スキンケアコスメ(基礎化粧品)の1つです。
※ベースメイクコスメとしての「○○乳液」もありますが、このタイプの乳液については後ほどご紹介させていただきます。
シンプルに「○○乳液」という名前で売られていたり、「エマルジョン」「ミルク」「ミルキーローション」などといった名前で売られていたりすることもあります。
乳液は、スキンケアの順番でいえば美容液の後、美容液を使わない場合は化粧水の後に使用します。
水分と油分をバランスよく含み、保湿成分も含まれていることから、お肌に潤いを与えると同時に、潤いを閉じ込めて乾燥を防いでくれます。
乳液パックの効果は?
乳液パックのやり方についてご紹介する前に、先に乳液パックの効果についてご紹介します。
お肌を保湿することができる
乳液には、水分と油分がバランスよく含まれており、お肌を保湿して潤いを閉じ込めておく働きがあります。
そのため、乳液パックをすることでお肌を保湿することができ、様々な肌トラブルを引き起こす乾燥を防ぐことができます。
また、しっかり保湿しておくことで、化粧ノリを良くする効果も期待できますよ。
毛穴の汚れを落とすことができる
基本的に毛穴の汚れは、油分で浮かせなければ落とすことができない「油溶性」の汚れです。
先ほどもお話しした通り、乳液には油溶性汚れを落とすのに適した油分が含まれており、毛穴の汚れを落とすことができます。
ということは、毛穴の汚れによって引き起こされる肌トラブルを予防することにもつながります。
その上、クレンジングとは違って洗浄力も弱いので、極端に洗い過ぎることもなく、毛穴の汚れを落とす時にかかるお肌への負担も軽減することができます。
乳液パックには「保湿乳液」を使おう!
一言に乳液といっても、「保湿乳液」「UV乳液」「ティント乳液」の3種類に分けることができるのですが、皆さんはご存知でしたか?
【UV乳液】UVカット機能がプラスされた乳液
【ティント乳液】化粧下地としての機能がプラスされた乳液
それぞれの乳液の違いはこのようになっているのですが、この3種類の中で乳液パックに向いているのは保湿乳液です。
UV乳液やティント乳液は、基本的にメイクをする前に使用するものなので、スキンケアコスメというよりはベースメイクコスメの扱いになります。
乳液に似たテクスチャーであることから、「○○乳液」という名前がつけられたのだと思います。
いずれにしても、ベースメイクコスメとしての乳液は別のものなので、乳液パックをする場合は、スキンケアに使用する保湿乳液を使用するように注意してくださいね。
乳液パックのやり方2つ
ここからは、乳液パックのやり方を2つご紹介したいと思います。
基本の乳液パック
まず最初にご紹介するのは、基本の乳液パックです。
入浴中に行うと乳液の成分が浸透しやすくなるため、より一層効果を高めることができるのですが、必ずしも入浴中でなければいけないというわけではありません。
1週間~10日に1回のスペシャルケアとして行ってください。
用意するもの
・ティッシュペーパー
①洗顔と化粧水までのスキンケアを済ませておく
いつも通りに洗顔をし、化粧水でお肌に水分を補給しておきます。
※夜に行う場合は、洗顔の前にクレンジングを行ってください。
②たっぷりの乳液を顔全体に乗せる
お肌の色が見えなくなるくらい、たっぷりの乳液を顔全体に乗せます。
③20~30分置いてから顔全体をマッサージする
顔全体に乗せた乳液は、時間が経つにつれてだんだんと透明になっていきます。
20~30分置いて、乳液がほぼ透明の状態になったら、円を描くようにしながら顔全体をマッサージし、乳液をお肌になじませます。
マッサージをする時は、くれぐれも指に力を入れすぎないように気を付けてください。
④余分な乳液を拭き取る
ティッシュペーパーを顔に乗せ、軽く押し当てるようにして余分な乳液を拭き取ります。
これを3回ほど繰り返してください。
こするようにして拭き取ってしまうと、お肌に摩擦を与えてしまって良くないので、必ず押し当てるようにして拭き取ってくださいね。
コットンを使った乳液パック
次にご紹介するのは、コットンを使った乳液パックです。
毛穴の汚れが落ちた状態で行うのがベストなので、入浴後のスキンケアとして行うのがおすすめです。
用意するもの
・コットン
・精製水(化粧水でもOK)
①乳液までのスキンケアを済ませておく
クレンジング⇒洗顔⇒化粧水⇒(美容液)⇒乳液までのスキンケアを、一通り済ませておきます。
「乳液パックをするから乳液はいらないのでは?」と思うかもしれませんが、いつも通りの量の乳液をお肌になじませておいてください。
②コットンに乳液を乗せる
精製水を染み込ませたコットンに乳液を乗せます。
③気になる部分にコットンを貼り付ける
「毛穴が目立つ」「乾燥しやすい」など、気になる部分にコットンを貼り付けます。
④時間を置いてからコットンを剥がす
大体10分ほど時間を置いてから、貼り付けておいたコットンを剥がします。
お肌の上に残った余分な乳液は、拭き取らずにお肌になじませてください。
ローションパックに乳液をプラスするのもおすすめ!
乳液パックと言えるかどうかは微妙なところですが、化粧水を使用したローションパックに乳液をプラスするのもおすすめです。
やり方は簡単、コットンに化粧水と乳液を染み込ませ、気になる部分に貼り付けるだけ。
コットンが乾いてきたら剥がしてください。
化粧水のみのローションパックでも効果は期待できるのですが、乳液をプラスしたほうがより保湿効果が高まります。
まとめ
今回は、乳液を使った乳液パックについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
乳液パックを行うことで、毛穴や乾燥の悩みを解消することができるので、是非試してみてください。