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爪の白い点や白い部分が気になる場合に疑われる「爪甲白斑」とは?
爪の白い点や白い部分、「自分の爪に現れたことがある」という方も多いと思います。
爪に白い点や白い部分がある場合、もしかしたら「爪甲白斑(そうこうはくはん)」という状態かも知れません。
今回は、爪の白い点や白い部分が気になる場合に疑われる「爪甲白斑」について、詳しくご紹介します。
爪甲白斑とは?

爪甲白斑とは、爪甲(爪)に白い点や白い部分(白斑)が現れている状態のことを言います。
爪甲白斑の主な原因は、「不全角化(ふぜんかくか)」という、爪が角化していく過程で起こる異常によるものです。
他にも、爪に空気が入ってしまって爪甲白斑が現れることもあります。
一言に爪甲白斑といっても、「どのような形で白斑ができているか」によって、3つに分けることができます。
点状爪甲白斑(てんじょうそうこうはくはん)
点状爪甲白斑は、点状の白斑が爪にできている状態のことを言います。
爪甲白斑の中では1番起こりやすく、最初は爪の付け根付近に現れますが、爪が伸びるに従って先端のほうに移動し、最後は消えます。
点状爪甲白斑が起こりやすいのは、子供や若い世代の方です。
「幸運の訪れを暗示するもの」としても知られている
この点状爪甲白斑は、別名「ラッキースター」とも呼ばれ、「幸運の訪れを暗示するもの」としても知られています。
点状爪甲白斑ができた指によって、その幸運の意味も変わってくるのだそうです。
【人差し指】願いや希望が叶うことや仕事に関する幸運
【中指】旅行・引越し・移転などに関する幸運
【薬指】恋愛・結婚などに関する幸運
【小指】金銭・不動産・子供に関する幸運
ちなみにこの幸運は、点状爪甲白斑が現れてから消えるまでの約4か月間は続くと言われています。
線状爪甲白斑(せんじょうそうこうはくはん)
線状爪甲白斑は、線状の白斑が爪にできている状態のことを言います。
線の太さは大体1~2㎜程度、1本の指の爪に現れる場合もあれば、複数本の指の爪に現れる場合もあります。
先天性のものもありますが、ほとんどの場合は後天性であり、マニキュアの使い過ぎや中毒・感染症などが関係して現れます。
汎発型爪甲白斑(はんぱつがたそうこうはくはん)
汎発型爪甲白斑は、爪全体が白っぽく変色している状態のことを言います。
遺伝によって起こる場合が多いので、生まれたばかりの赤ちゃんや幼い子供の爪に現れやすいです。
爪甲白斑ができた時の対処法は?

爪甲白斑ができてしまうと、見た目としてはあまり良くないので、「早くどうにかしたい」と思うもの。
では、爪甲白斑ができた時はどう対処すれば良いのでしょうか?
点状爪甲白斑の対処法
点状爪甲白斑の場合は、特に治療をする必要がないため、そのままにしておいて大丈夫です。
爪が伸びるに従って先端部分へ移動し、最後には消えてしまうので、自然に消えるのを待ちましょう。
「幸運の訪れを暗示するものだ」と捉えれば、自然に消えるのを待つのも苦にはならないでしょう。
線状爪甲白斑の対処法
線状爪甲白斑の場合は、原因となっている中毒や感染症などの病気を治療しなければなりません。
ですから、もし線状爪甲白斑が疑われる場合は、医療機関を受診しましょう。
また、マニキュアの使用が関わっている場合は、マニキュアの使用をお休みしましょう。
汎発型爪甲白斑の対処法
汎発型爪甲白斑の場合は、遺伝によるものが多いので、特に治療の必要はなく、そのままにしておいても大丈夫です。
ただ、汎発型爪甲白斑のように、「爪全体が白っぽくなる」という症状が現れる病気もあるため、病気が関係している場合は、そちらの治療を受ける必要があります。
爪全体が白っぽくて気になる場合は、医療機関を受診したほうが安心できるでしょう。
こんな時は「爪白癬」の可能性も…

ここまでの中でご紹介している通り、線状爪甲白斑を除く爪甲白斑は特に治療する必要がない場合が多いので、そのままにしておいても大丈夫です。
ただ、爪甲白斑のように爪が白くなる場合、「爪白癬(つめはくせん)」という病気である可能性も考えられます。
爪白癬とは、いわゆる「爪水虫」のことで、爪が「白癬菌」に感染することによって起こります。
患者が使用したスリッパやバスマット、素足で歩いた床などを介して感染が拡大する場合が多い。
白癬菌は、人間の皮膚や髪の毛の主成分である「ケラチン」というたんぱく質、そして高温多湿の環境を好みます。
爪よりも先に白癬菌に侵されるのは皮膚のほうで、
・足の爪を伸ばしっぱなしにしていて、足の爪に汚れが溜まっている
・通気性の悪い靴を履いて、足の裏が蒸れやすくなっている
・足が濡れてもそのままにしている
といったことが白癬菌を繁殖させる原因となり、水虫を引き起こします。
そして、この水虫を長期間放置すると、白癬菌が爪のほうまで浸食してくるため、爪白癬が引き起こされます。
爪白癬は痛みやかゆみがない
爪には神経が通っていないため、爪白癬を発症したとしても痛みやかゆみなどの症状は現れず、発症したことに気づきにくいです。
初期の場合は、爪の先端部分の色が白く濁ってくる程度ですが、進行すると爪全体の色が白⇒黄色⇒黒といった形で変化したり、爪が分厚くなったりします。
そして最後には爪がボロボロと崩れてしまうのですが、その崩れた爪も感染源となるため、感染していない部位や周囲の人に感染を広げる恐れがあります。
また、痛みで靴が履けなくなったり、歩くのが困難になったりする場合もあるため、爪白癬は早急に治療する必要があります。
爪の白い部分が広がってくるような場合は、爪白癬を発症している可能性も視野に入れておきましょう。
まとめ
今回は、爪の白い点や白い部分が気になる場合に疑われる「爪甲白斑」についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
基本的に爪甲白斑は、放っておいても大丈夫な場合が多いのですが、中には病気が関係しているものもあるため、油断は禁物です。
もし、病気が疑われるような爪甲白斑ができた場合は、医療機関を受診するようにしてくださいね。