弱くてトラブルが絶えない爪を丈夫にするセルフケアのやり方

女性の手_2

弱くてトラブルが絶えない爪を丈夫にするセルフケアのやり方

「ネイルを楽しむために爪を伸ばす」という方も多いと思うのですが、爪が弱くては十分に伸ばすこともできないので、ちょっと不便ですよね。

爪が弱いのにはちゃんとした原因があり、その原因を取り除いていけば、爪を強く丈夫にすることができます

今回は、弱くてトラブルが絶えない爪を丈夫にするセルフケアのやり方についてご紹介します。

「爪が弱い」とは?

女性の手_2

「爪が弱い」を意味する状態としては、以下のような爪の状態が挙げられます。

・薄い
・やわらかい
・割れやすい
・欠けやすい
・二枚爪になりやすい

これらの爪の状態に心当たりがある方も少なくないはず。

爪が弱いと、見た目もよくありませんし、ネイルをして指先のおしゃれを楽しむことも難しくなります

爪が弱くなる主な原因

ガラスのハート

では、爪が弱くなってしまうのはなぜなのでしょうか。

爪が弱くなる主な原因をご紹介します。

爪の栄養不足

爪は皮膚が硬くなったものであるため、皮膚と同じ栄養素を必要としています

皮膚の主成分である栄養素は「ケラチン」というたんぱく質で、このケラチンが不足していると、爪が弱くなってしまいます

ケラチン以外にも、丈夫な爪に関わる栄養素はたくさんあるため、そういった栄養素の不足も爪に影響を及ぼします。

ネイルによる負担

例えば、

・爪を休ませることなく連続でネイルをする
・爪を削り過ぎる(サンディングのやりすぎ)
・アセトン入り除光液の使用
・除光液の使い過ぎ

といったネイルによる負担は、爪を弱らせてしまう原因になります。

除光液に関しては、爪の水分や油分を奪って乾燥を招き、その乾燥によって爪が弱くなるので注意が必要です。

手を濡れたままにしておく

手を濡れたままにしておくと、手に残った水分が乾くと同時に、爪の水分まで奪われてしまうと言われています。

そのため、爪が乾燥して弱くなってしまいます。

洗剤や薬品を扱う

洗剤や薬品は、爪の水分や油分を奪い、爪の乾燥を招いてしまいます

手肌に優しいものは素手で扱っても良いのですが、基本的には素手で洗剤や薬品を扱うことはおすすめできません

爪切りを使う

「伸びた爪を切るのに爪切りを使っている」という方は多いと思うのですが、実は爪切りは爪を弱らせる原因の1つです。

爪切りの「パチン」という衝撃で爪が弱ってしまいます。

爪を噛む癖

大人の方であればそれほど心配はいらないかと思うのですが、爪を噛む癖も爪に衝撃を与え、爪を弱らせる原因になります。

また、爪を噛む癖があると、次に生えてくる爪も弱い爪になりやすいと言われています。

血行不良

血行不良は、体の隅々まで血液が十分に行き届いていない状態を指しますが、体の隅々まで血液が十分に行き届いていないということは、「栄養も十分に行き届いていない」ということを意味します。

つまり、爪に必要な栄養素をしっかりと摂っていても、その栄養素が十分に爪まで届かないので、爪の栄養が不足して弱ってしまいます。

特に爪は末端にあり、内臓よりも後回しにされやすいので、血行不良で弱りやすいと言えます。

貧血

爪は酸素なしでは作ることができないパーツです。

そのため、赤血球の材料である「鉄分」が不足して貧血を起こしていると、体内に酸素が十分に行き届かなくなり、爪を作る上で必要な酸素が不足します。

そのため、爪が弱くなってしまいます。

爪を丈夫にするセルフケアのやり方

指先1

「弱い爪を丈夫にしたい・強くしたい」と思っている方へ向けて、爪を丈夫にするセルフケアのやり方をご紹介したいと思います。

爪に必要な栄養素を摂る

爪を丈夫にするためには、爪に必要な栄養素をしっかりと摂取する必要があります。

1番摂取するように心がけてもらいたいのが、爪の主成分である「ケラチン」というたんぱく質です。

ケラチンはたんぱく質の一種ですが、ケラチンは18種類のアミノ酸が集まって構成されている成分であるため、ケラチンの元となるアミノ酸を積極的に摂取する必要があります。

◎ケラチンを構成するアミノ酸
シスチン・グルタミン酸・ロイシン・アルギニン酸・セリン・アスパラギン酸・スレオニン・メチオニン・トリプトファン・プロリン・グリシン・チロシン・バリン・アラニン・フェニルアラニン・リジン・ヒスチジン・ヒドロキシプロリン

これらの中で、ケラチンの構成に大きく関わっているのは「シスチン」「グルタミン酸」「ロイシン」の3つです。

たんぱく質は、肉類・魚類・大豆製品・乳製品・卵といった食品に多く含まれているので、たんぱく質を積極的に摂取するようにしましょう。

また、


・ビタミンA
・ビタミンB2
・ビタミンC
・カルシウム
・鉄分
・亜鉛

といった栄養素も、爪を丈夫にする上で必要となってくる栄養素なので、たんぱく質と一緒にこういった栄養素も摂取するようにしてみてください。

ネイルケア商品を使う

ネイルクリーム・ネイルオイル・キューティクルオイルなど、爪に栄養を与えたり、爪を保護・補強して割れるのを防いだりする商品が様々売られています。

こういったネイルケア商品を使用することで、弱い爪を丈夫にすることができるようになります。

人気のネイルケア商品としては、次のようなものがありますよ。


【エテュセ】クイックケアコート
【メンソレータム】ハンドベール プレミアムリッチネイル
【ドクターネイル】ディープセラム
【uka】ネイルオイルニイヨンヨンゴ
【無印良品】ネイルケアオイルRK
【アンドネイル】オーガニックブレンドオイル

水仕事にはゴム手袋を使う

洗剤を使った水仕事の場合は特に、洗剤によって爪が乾燥して弱くなりやすいので、ゴム手袋を使って爪の乾燥を防ぎましょう

爪を休ませる

「お気に入りのネイルを楽しんでいたい」という方も多いとは思うのですが、ネイルを連続で行うのは爪に負担がかかります

ですから、ネイルをしない期間もきちんと設けて、爪を休ませてあげましょう

アセトンオフの除光液を使う

アセトンは揮発性が高いため、爪を乾燥させて弱らせてしまいます。

爪を丈夫にしたいのであれば、アセトンが入っていないアセトンオフの除光液を使ってネイルを落とすようにしましょう。

ただ、アセトンオフの除光液であっても、あまり頻繁に使用するのは爪に負担がかかるので、使用頻度も抑えるようにしたほうが良いでしょう。

爪に刺激を与えない

爪切りの使用や爪噛みによる衝撃もそうですが、爪を道具として使って衝撃を与えることも、爪を丈夫にする上では避けたいことです。

もし「伸びてきた爪を切りたい」という場合は、お風呂上がりで爪がやわらかくなっている時に切ったり、爪の先をファイルで削ったりするのがおすすめです。

まとめ

今回は、弱くてトラブルが絶えない爪を丈夫にするセルフケアのやり方についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

爪が弱くて困っていた方も、解決策が見えてきたのではないでしょうか?

爪を丈夫にするセルフケア、是非試してみてくださいね。